一貫した方法で、一つひとつの実績を理解する。
結果を議論する前に、データから何が分かるかを定めます。研究ルール、基準価額の算定基準、異常処理により、追跡可能な記録を構成します。
仮説から始め、選択の過程を残す。
レポートには投資対象、シグナルの考え方、保有ルール、パラメータ、コードの版、標本期間、費用の仮定を記録します。選別された成功例のみを示さず、失敗や不利な期間も保持します。
バックテスト、過去のホールドアウト、シミュレーション、実運用を個別に表示します。ホールドアウトがパラメータや選択判断に使われた場合は、過去の検証と位置づけます。独立したアウトオブサンプルの根拠には、研究ルール固定後の未使用の新しいデータが必要です。
口座範囲と費用が、純資産の範囲を決める。
各系列は固定した口座・ウォレット範囲と費用方針に対応します。口座の追加・除外では開始値1の新系列を作り、旧履歴を保持します。追加口座の既存資金を利益とせず、異なる範囲の曲線を自動接続しません。
開示済みポートフォリオ費用控除後とは、純資産に反映済みの取引費用、ファンディング、利息と、確認済みの未払管理・成功報酬を含む基準です。不明な料率や負債を0と仮定しません。投資家個人の税金、販売経路の費用、ポートフォリオ外の個別契約支出は含みません。
費用の計上時に純資産を減額します。計上済み費用の支払時は現金と未払負債を同時に減額し、二重控除や投資家の出金としての誤記を防ぎます。未計上で支払済みの費用は純資産の損益に残します。
欠損を滑らかな曲線で埋めない。
評価の欠損、資金フロー時刻の不明、価格の未検証、費用の不足は、該当区間と後続の計算を凍結します。残高取得の復旧は通信の回復を示すだけです。根拠の補完、重複排除、再計算、審査後に公開を再開します。補完できなければ旧系列を終了し、新基準を設けます。
複数ウォレットの評価時点の差は最大30秒です。その時間帯のフローを整合できない場合は照合を待ちます。最後の有効評価から15分超で遅延、60分超で中断とし、計算の凍結とは別に判断します。
実際の純資産が正でない場合、全額償還、近似手法の失敗を個別に扱います。終了した系列には終了事象を表示し、最後の旧基準価額で状態を隠しません。
収益とリスク指標には、連続した有効標本を用いる。
日次収益率は隣接するUTC 00:00の2点を用い、日中のサンプルの連続性も確認します。欠損日に0を補わず、欠損をまたいだ日次収益率を計算しません。月の一部のみの期間は別途表示します。
ボラティリティとシャープレシオには90個以上の連続した有効な日次収益率と100%の期間網羅率が必要です。境界値90個では収益率は89個です。年率換算は365日、無リスク金利0とし、年率収益率は365日以上で表示します。
最大ドローダウンは各時点を含むそれ以前の最高基準価額からの下落率で計算します。グラフの表示期間は系列全体の指標を変えず、対数軸は描画の縮尺のみを変更します。
一つの公開版に、一貫した結果を。
曲線、指標、月次表、品質説明、関連レポートは同じ release_id に紐づけます。管理画面で候補を作成・審査し、トランザクションで現行版を切り替えます。画面は固定した版を読み、応答が一致しなければ一式を破棄します。
遅れて届いた記録や修正は該当する公開版を無効にします。撤回済み版を有効な結果として返しません。画面は定期的およびタブ復帰時に状態を確認し、接続できなければ公開状態不明と表示します。旧版は監査用に保持し、ロールバック前に入力と口座範囲を再確認します。
手法は結果を説明しても、リスクをなくせない。
標本期間、費用、資金条件、機能しなくなる場面を併せて評価してください。